当院のスタッフに教えてもらうコーナー「現場の先生に聞いてみた」の第3回です。前回に続き、鍼灸師・柔道整復師の田中功太さんに、代表の北田が聞きました。今回は、訪問での施術についてです。
訪問では、どんな流れで施術するの?
北田:訪問の鍼灸は、どんな流れで始まって、終わるんですか?
田中:その方の状態や目標によって変えています。たとえば、ある程度からだを動かせる方の場合は、次のような流れです。
- その日の体調や、動きにくいところをうかがう
- はり・おきゅう・体操・ストレッチで、かたくなっているところをゆるめる
- ふだんやりにくい動作を実際にしてもらい、やりやすくなったか、ふらつきがないかを一緒に確かめる
- 必要に応じて運動をして、ふだんの生活でできる体操をお伝えする
「しっかり立てるようになりたい」など目標がはっきりしている方は、先に運動をして、そのあとリラックスしていただくこともあります。もともと力が入りすぎて動きにくい方は、先にゆるめてから運動し、疲れ具合を見て、もう一度ゆるめます。
「ゆるめる」って、どうやるの?
北田:「ゆるめる」って、どうやっているんですか?
田中:寒いときはからだに力が入りますが、カイロを握るとホッとして力が抜けますよね。おきゅうには、そういう働きがあります。はりは、刺したあと弱い刺激がかかり続けるので、かたい筋肉がゆるみ、引っぱられていたまわりの筋肉も一緒にゆるんでいきます。
北田:その日の状態を見ながら、一人ひとりに合わせて変えているんですね。ありがとうございました。
連載の記事(現場の先生に聞いてみた)
- 第1回 鍼灸(はり・きゅう)ってなに? はりは痛い? おきゅうは熱い?
- 第2回 刺激は強いほど効く? 鍼灸の「ちょうどいい刺激」
- 第3回 訪問の鍼灸では、どんなことをするの?(この記事)
- 第4回 鍼灸師になったきっかけと、訪問のやりがい
- 第5回 はりには、どんな種類があるの?
- 第6回 おきゅうには、どんな種類があるの?
- 第7回 便秘が気になるときに押したい、3つのツボ
- 第8回 足首、かたくないですか? 足首と足指のセルフケア
- 第9回 脳梗塞の後遺症には、どんな施術をするの?(2026年10月30日公開予定)
- 第10回 パーキンソン病の方には、どんな施術をするの?(2026年11月1日公開予定)
- 第11回 北田が、はりを受けてみました(首)(2026年11月3日公開予定)
次回は、「鍼灸師になったきっかけ」と「訪問のやりがい」を田中さんにお聞きします。
当院のご案内
当院は、大阪市鶴見区・城東区、東大阪市、大東市で、医療保険(健康保険)を使った訪問マッサージ・はり・きゅうを行っています。
料金は、1回 約300円〜500円程度(1割負担の場合)、交通費(訪問施術料)込みです。
無料体験も受け付けています。お気軽にご相談ください。
はり・きゅうの感じ方や変化には、個人差があります。